1975年生まれ。山口県出身。山口芸術短期大学卒業。
2001年~
絵本の挿画、カルタの絵札、似顔絵などを中心に活動。ヨーロッパなどを旅して絵画修行をする。
2009年~
福岡県に活動拠点を移し町おこしグループに参加。行政の資料イラストなどを手掛ける。
2012年~現在まで
・認知症になって『そして今を生きる』の挿画担当。
(若年性認知症と告知された江島豊彦氏の絵本)
・食育カルタ製作、雑誌の表紙絵、ポストカードの製作。
・浄土真宗本願寺派・願応寺の7枚のふすま絵を製作。
・願応寺にてアートランド絵画教室主宰。
ふたりの子どものお母さんをしながら、ご縁に感謝し、想いを絵に
想い絵画家・梶山奈実(かじやま なみ)
想いを絵に託して、心に幸せのブーケを届けることが出来たら……
テレビに映る震災の地。瓦礫の中のランドセルを見た時、私の心にわき上がってきた想いでした。
その時の私は、ふたりの幼い子どもを抱えていたのでボランティアに駆けつけることもできずに、ただその映像に涙するばかりでした。
度重なる震災の中で失われたかけがいのない命。
大切なアルバムの断片を、泥の中から探し出す人たち。
そんな無念の悲しみの中にあっても、みんな、決して失われない思い出を胸に秘めている。
失われた写真の代わりに、語られる言葉の断片から幸せなイメージを立ち上げて絵を描こう。それが生きるよすがとなるのなら。
これが〈想い絵〉の始まりでした。
幸せな時を人と分かち合う。
悲しみの中で人を想う。
人の想いの形はさまざまです。
留めておきたい忘れたくない瞬間、あの時、この時を一枚の絵に託して、一緒に物語を紡いでいきませんか?